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ジロの出産話の最終話です





***










子宮口が全開とわかり

先生や看護師さんが駆け付けました



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急展開すぎたのか
準備が間に合わず
先生まで機械のセッティングを始めたり


いきむ時に握るバーを
左手の分しか出してくれなかったりと


かなりバタバタしていました






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タロの時は
あんなに落ち着いて出産出来たのに
今回は出来ない!!!





前回の出産では
「いきみたい」という感覚が無いまま
陣痛に合わせていきんでいたのですが


今回の出産で初めて
「いきみたい」という感覚が分かり

いきみたいのを我慢して逃すのが
こんなにも辛いものなのかと
思い知らされました








そして2回目のいきみで


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元気で健康なピンク色をしたジロが

可愛らしいか細い声をあげて生まれました
(2926g  51cm)


時刻は朝の6時47分時でした




なんと子宮口全開から7分の出来事でした


母子手帳へは分娩時間3時間と書かれ
タロの時の10分の1の時間での
出産となりました







タロの時にはよくわからなかった
"鼻からスイカ"の例えが
ジロの時はなんだかしっくりきた
気がします




出産後の処置も
2人目だからかかなり楽で
痛みもほぼなく
お尻の検査もなく(笑)

カテーテルも
会陰切開もなかったので
ダメージが最小限に抑えられた
お産になりました










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パパがタロから離れて
私の所へ来ていたので
(私に指を握り潰されてたので)

1人になったタロの事が気掛かりで
陣痛の合間に何度か
タロの様子を聞いていたのですが
タロは大人しく部屋の隅の方で
邪魔にならないようにしていたようです



この時タロは1歳9ヶ月だったけど
異様な雰囲気を察していたのかな?


出産後に呼んでも恥ずかしがって
いるような感じでモジモジして
なかなか来てくれませんでした。笑






タロを出産に立ち会わせる気はなくて
(私が苦しんでいる所を見て
変にトラウマみたいになったら
どうしようかと思って)
本当は出産予定日の1週間前に
来てくれるはずだった実母に
タロを任せて
私とパパとで出産に臨む
つもりでいたのですがね…


予定日9日前の夜中に始まった陣痛で
スピード出産をしてしまったがために
本州から来るはずの実母も
車で50分の所にいる義母も間に合わず
結局家族全員で
お産に立ち会う形となりました










お産がすぐに終わった分
体力的にすごく余裕があり
すごく元気だったので





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トイレに立っても
貧血になる事はなく

痛みもなくトイレが出来ました



その後も入院する部屋へ移動するために
立ち歩きながら荷物をまとめたり
タロの相手をしたりしていました









部屋に移動する時に
大丈夫だからと歩いて移動を始めると


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タロの時も同じ事やってるのに
学習能力が低すぎました…
お産は自分で思った以上にダメージを
受けているんですね
(出血量は中量と書かれていました)












私もパパもタロもみんな
夜中に起こされて寝不足なので

パパとタロは一旦家に帰って
寝直してもらう事に(時刻は9時すぎ)



タロの時に寝不足のまま
育児が始まったのが辛かったので
今回は寝られる時にしっかり寝よう!と
母子別室で過ごせる出産当日を
ほぼ寝て過ごしました
(結局ジロ見たさにお昼過ぎから
同室にしてもらったけど)





タロの時は
「この子を守らんなきゃ」という
責任感がずしーんときて
涙が出たりもしましたが

ジロの時はもうメロンメロンに
デロンデロンに可愛くて可愛くて
ずっとベロンベロンしてました



ので


特に感動的なシーンもなく
ジロの出産話はこれで終わります。笑











*おまけ1*


タロとジロのお産があまりにも違ったので
私の中で長時間かかる出産と
スピード出産の違いを比較してみました




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最大でレベル10まで痛みがあるとして

タロの長時間お産では9の痛みも
10の痛みもありませんでした

少しずつ少しずつ痛みつけられる
例えれば拷問のような感じ

長時間かかった分
ソフロロジーも上手くなり
落ち着いてお産に臨めました

寝ずで耐え続けたため
体力の回復が間に合わず
産後まで辛かったです



ジロのスピードお産では
辛い痛みに長時間耐え続ける事が
なかったので
体力の消費が少なく産後もかなり楽でした

ただ呼吸法のコツを掴む前に
出産となってしまい
タロの時と比べてヘタなお産になりました
(先生には上手でしたねと
かなりアッサリ言われたけど)


そしてタロの時には味合わなかった
死ぬかも!!という痛み方を
3回ほど味わいました…

タロの時が拷問なら
ジロの時は不意に刺された感じです
(即死だったはずなのに誰かが不死鳥の羽で
蘇らせてくれて…でもまた刺されて…
またまた不死鳥の羽で…辛い…
え?何の話かって?気にしないでください)







結局のところ
長時間出産にもスピード出産にも
それぞれ違った辛さがありました


どちらがマシかと言われると
スピード出産の方だけど…
お産の本当の辛さ(いきみ逃し)を知ったのも
スピード出産の方だったので
やっぱりどっちも嫌だな


きっと促進剤を使ったり
バルーンを使ったりしてたら
もっと大変で辛かったんだろうなと
思います…(ゾッ)








*おまけ2*


タロの時に大荷物で入院した
失敗を踏まえて

今回の荷物は最小限に抑えました



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いつ入院になっても
タロとは一緒に病院に行くことになるので

タロの面倒を見てくれる人が
タロを迎えに来てくれるまでの間
時間稼ぎできる
おもちゃや軽食・お世話セットを
準備しておきました



今回の出産では
カバンすら開かず
何一つ使わずに
終わりましたけどね






*おわり*





ジロは出産の翌日からNICUに入る事になり
出産の時よりもその後のほうが
大変だったように思います
その話はまたいつか!










 
 
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